自分は本家GoogleのAndroidエミュレータ(AVD)とGenymotionのエミュレータを使い分けていますが、やはりどうみてもGenymotionの方がよく出来ています。高速だし、Google Playを使う方法も確立されているので、Androidのほとんどの機能はGenymotion上でテストすることができます。
遅かったAVDも最近のバージョンアップでそこそこ高速になりましたが、まだしょっちゅうクラッシュするし、意味不明なLogCatエラーメッセージを大量に吐き出したりする昔からある問題は全く直っていません。やはり使い勝手はGenymotionに劣ります。何よりもGoogle Playを使った機能(アプリ内購入とか)がテストできないのは致命的です。
さてGenymotionですが、最近のAndroid SDKのバージョンアップで使えなくなってしまいました。正確に言うと、ベータチャンネルで公開されているAndroid Platform-Toolsをv24 rc1にするとデバイスを認識できなくなってしまうのです。adb devices を実行すると以下のようなメッセージが出ます。
[D:\]adb devices List of devices attached adb server version (32) doesn't match this client (35); killing... error: could not install *smartsocket* listener: cannot bind to 127.0.0.1:5037: 通常 、各ソケット アドレスに対してプロトコル、ネットワーク アドレス、またはポートのどれか 1 つのみを使用できます。 (10048) could not read ok from ADB Server * failed to start daemon * error: cannot connect to daemon
まあまだベータバージョンだし、よくあることです。暫く待ってみるかと思ったのですが、調べてみたら簡単に直ることが分かりました。